紀陽銀行住宅ローン審査通過のコツ
紀陽銀行住宅ローンの申込条件は、
「満20歳以上55歳以下で、完済時年齢が満80歳以下」
「勤続年数3年以上で前年度税込年収が300万円以上」
となっています。
団体信用生命保険への加入が必須なので、健康状態に問題があって団信に加入できない人は紀陽銀行住宅ローンは組むことができません。
紀陽銀行では長期固定金利型のフラット35を扱っているので、健康状態に問題がある人は団信への加入が任意のフラット35を選べばマイホームの夢を諦めなくてもすみます。
近年では、キャリアアップのための転職があたりまえとなっており、勤続年数の条件は緩和傾向にありますが、紀陽銀行住宅ローンでは勤続年数が3年以上となっていて、他の地方銀行と比べるとやや厳しい条件となっています。
しかし転職をして年収がアップした人などの場合には、前職の勤続年数も考慮してもらえることがあるので相談してみるといいかもしれません。
住宅ローンでは、数千万円という高額なお金を最大35年間もの長い期間借り入れするという性質上、なによりも安定した職業についていることが重視されます。
そのため、公務員が最も有利で、次に大企業の正社員と続き、中小企業の正社員はやや不利になります。
しかし中小企業であっても正社員であるならば十分に可能性はあります。
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さらに、紀陽銀行では申込条件に勤務形態については明記されていませんが、地方銀行であるので、派遣や契約社員であっても申込ができると思われます。
ただし派遣や契約社員、自営業の人は職業の安定性という面で正社員よりも不利なので、頭金を多めに用意するなどの工夫が必要になるでしょう。
極端な話、頭金を9割用意できれば、不動産に担保が付くので債権が回収不能になることはなく、ほぼ審査には通ります。
頭金を増やすことは、利息と総返済額が減らせて毎月の返済額が下がるというメリットや、破綻のリスクが減らせるというメリットもあるのでお勧めの方法です。
年収条件については、「300万円以上」という条件がついていますが、この条件を満たしていても返済負担率が高すぎる場合には審査に落ちることがあるので注意が必要です。
住宅ローンでは年収に対して無理のない金額を借りることが重要で、たとえ高年収であっても他に多額の借金があって返済負担率が高い場合には審査に落ちることもあります。
自動車ローンやカードローンなどの借金が他にあって、年収に対する年間返済額の割合が大きい場合には、それらを完済してから申込をしましょう。
消費者金融の借金については優先的に完済して解約しておくことをお勧めします。
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