親和銀行住宅ローン審査通過のコツ

親和銀行住宅ローンは、申込条件に「20歳以上71歳未満で、完済時年齢が82歳未満」、「勤続年数1年以上、自営業の方は2年以上」、「税込年収が250万円以上」となっており、メガバンクや都市銀行に比べるとかなり緩やかになっていることがわかります。勤務形態についても、最も不利であるとされている自営業でもOKなので、派遣や契約社員でも問題ないでしょう。親和銀行では団体信用生命保険への加入が必須なので健康状態に問題がある場合には住宅ローンが組めない場合があります。

 

以上の条件を満たしていても審査に落ちることがあります。その原因として考えられるのが、返済比率の基準を満たしていないことです。返済比率については、30%を超えていても審査に通る場合もありますが、25%以下にしておくのが理想でしょう。この理想の返済比率の基準は、住宅ローンを組んだ後返済していく時に、破綻のリスクなく無理なく返済していけるかという基準です。年収が高い人は返済比率の基準は緩やかになる傾向がありますが、高年収の人は生活レベルも高く、子供の教育費に多額のお金がかけることが多いので、やはり理想の25%以下という基準は守っておいたほうが良いでしょう。審査に通るだけならば返済比率30%以上でも通ることもあるので、どうしても返済比率を25%以下にできないという人でも諦める必要はありません。
返済比率を下げる方法としては、頭金を増やすというのが最も有効です。頭金を増やせば利息や総返済額も減り、毎月の返済の負担が下がるのでそういう意味でもお勧めです。他に自動車ローンなどがある場合にはそれらを完済することでも返済比率は下がります。

 

さて、上記の条件を満たしていて、さらに返済比率にも問題がない場合でも審査に落ちることがあります。その原因として考えられるのが、個人信用情報です。ローンの審査では、返済能力の他に、人間的な信用も重視されます。住宅ローンの面談時に私服で行くよりもスーツで行ったほうが審査通過の確率が上がるというデータもあるくらいです。過去にクレジットカードやローンの支払いで延滞をした記録が個人信用情報に残っている人が、「きちんと返済します」といっても説得力が落ちますね。個人信用情報に延滞記録が残っている人は、一定の期間が経過して信用情報がクリアに戻るのを待ってから申込をすることが理想です。そもそも、マイホームを持とうと考えはじめたらその時点からクレジットカードやローンの支払いで延滞がないように、引き落とし口座の残高などはきちんとチェックしておきましょう。最近では携帯料金の延滞でも信用情報に傷がつくケースもあります。

 

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