滋賀銀行住宅ローン審査通過のコツ

滋賀銀行にかかわらず、一般的に住宅ローンの審査では、年収と返済比率、勤務先の安定性、勤続年数、勤務形態、年齢、個人信用情報、不動産の担保評価、健康状態などが重視されます。健康状態は、団体信用生命保険に加入するために必要な項目ですが、滋賀銀行では団信への加入が必須となっているので、健康状態に問題があって団信に加入できない場合には住宅ローンを組むことができません。健康な若いうちに住宅ローンを組むなどの工夫が必要になるでしょう。

 

しがぎん住宅ローンでは、年齢と勤続年数の条件についてはホームページ上に明記されています。勤続年数は、給与所得者は1年以上、自営業の人は3年以上となっています。自営業の人は、雇用保険などのセーフティーネットがなく、退職金制度もないので正社員に比べて厳しい条件が課されます。住宅ローンでは高額な資金を最大35年間という長い期間借り入れするという性質上、なによりも安定した職業に就いていることが重視されます。そのため、公務員、大企業の正社員、中小企業の正社員の順に不利になっていきます。派遣、契約社員は中小企業の正社員よりもさらに不利になります。最近では頭金をたくさん組み入れるよりも、手持ちの資金として残しておいたほうがいいという考え方も出てきていますが、派遣や契約社員、自営業の人は職業の安定性という面で不利なので、頭金を多めに用意しておかないと審査に通らない場合があります。派遣や契約社員の人は頭金を1割〜2割程度、自営業の人は2割〜3割程度用意しておくと良いでしょう。

 

職業の安定性と同じくらい重要なのが、返済比率です。しがぎんでは年収条件は明記されていませんので、年収が低くても無理のない金額を借りるのならば審査に通ると思われます。逆に、年収が高くても、他に多額の借金があったり、借り入れ金額が大きすぎたりすると審査には通らなくなります。年収に対して無理のない金額を借りることが重要です。返済比率の理想は20%以下とか25%以下であると言われていますが、審査に通るだけならば30%を超えていても通る場合があります。やはり派遣や契約社員、自営業の人は、職業の安定性において不利なので、返済比率を低めにしておくべきです。
意外にも審査に落ちる原因となりやすいのが、個人信用情報です。最近ではスマホの普及などの影響で、携帯料金の延滞でも信用情報に傷がつくケースが増えているようです。念のためにCICなどの個人信用情報機関に情報開示請求をして、信用情報に傷がついていないかを確認しておきましょう。

 

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